旅行年月:2013年10月
駅北口にある観光案内所にて地図がもらえます。近江八幡駅から少々距離はりますが、徒歩30分ほどで八幡伝統的建造物群保存地区の新町へ到着します。
伝統的建造物群保存地区として指定されているのは、かつて近江商人が暮らしていたエリアで、新町通りと永原町通り、八幡堀です。
まずは新町通りの古い町並みを散策しながら八幡堀へ向かいます。
●近江八幡観光物産協会 http://www.omi8.com/
新町通りを抜けるとすぐに八幡堀です。
八幡堀は豊臣秀次が城下町を開いた際に設けられた運河です。
一時期はヘドロや不法投棄の場所となったりで荒れ果て、公害源になっていたようですが、やがて地元有志の運動により整備され、今ではそんな時代があったなんて思えないぐらい情緒あふれる場所でした。
時代劇の撮影でも多く利用されているようで、確かに見たことがあるような所が随所にありますね。
八幡山ロープウェーで山頂まで登ります(往復800円※2013.10現在)。15分ごとに運行していますので時間を気にせず楽しめます。
八幡山は1585年に豊臣秀次によって築城された八幡山城の城跡で山頂には本丸跡に村雲瑞龍寺が建てられています。
城としての名残は石垣が見れるぐらいです。また展望台として北の丸跡、西の丸跡がありますが、眺めは琵琶湖の眺望がすばらしい「西の丸跡」が最高です。
●八幡山ロープウェー http://www.ohmitetudo.co.jp/hachimanyama/
これより再びロープウェーで下に降り、時間が許すまで近江八幡の町並みを散策します。
八幡山から見下ろした時に見えた近江八幡の水郷、西の湖(ラムサール条約登録湿地)まで行こうとしましたが、町並みから随分離れそうだったので、途中(豊年橋和船乗り場口からちょっと行ったところにある小さい池まで)で引き返してしまいました。
やはり水郷めぐりは船に乗ってで行くべきですね。
その後は永原町経由で、新町通りより西側にある池田町洋風住宅町(※ウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計による住宅)、本願寺八幡別院と散策して終了としました。
※ウィリアム・メレル・ヴォーリズ-(株)近江兄弟社創業者 塗り薬メンタームが有名ですが、メンソレータムとの違いを知りたい方はネット検索してみてください。
古い町並みを歩くのが好きな私にとって近江八幡は絶好の観光スポットでした。全国各地に伝統的建造物群保存地区がありますが、近江八幡もその中でも見所の多い場所ですので、好きな方にはオススメです!