
旅行年月:2015年5月


熊野市駅から鬼ヶ城まで徒歩15分ぐらいですが、いったん浜街道(七里御浜)へ出てみました。しかし浜街道沿いに鬼ヶ城へは行けませんでしたので、堤防を降りて国道42号線をまたいだ歩道へ出てから向かいます。
世界遺産の鬼ヶ城は波の浸食や地震による隆起でできた洞窟や奇岩が海岸線に沿って1kmほど続いた岩壁です。
見所も多く、ゆっくり立ち止まりながら遊歩道を歩いていきました。入り口は西側と東側にありますが、車で来られている方はほとんど、広い駐車場と鬼ヶ城センターのある東側から来ているようでした。(自分は熊野市駅からなので西側から)
●鬼ヶ城ホームページ http://onigajyo.jp
※鬼ヶ城から熊野古道(松本峠)へのMAPもあります。
駅からそのまま南へ
浜街道堤防
奥に見えるのが鬼ヶ城。このまままっすぐ行っても行き止まり。
歩道へ戻ります。
途中に木本神社があります
しばらく歩くと西口があります




蜂の巣




水谷茶屋跡







鰐(わに)岩






神楽岩

犬戻り

奥の木戸
千畳敷
東口になります
鬼ヶ城をゆっくり堪能したところで、東口にある鬼ヶ城センターにて特産の新姫ドリンクと熊野地鶏焼き鳥をいただき、しばし休憩。これより熊野古道へ向かいます。


鬼ヶ城センター駐車場の脇に桜の道への登り口があり、そこから鬼ヶ城城跡(展望台)経由で熊野古道へ合流します。
鬼ヶ城城跡(展望台)は思っていたほど見晴らしは良くありませんでした。
ここから熊野古道の方へ行きますが、途中に東屋があり、ここでは西側の浜街道を一望することができます。
ここで一息ついた後、山道を下っていくとすぐに熊野古道(松本峠)に出ました。
ここよりいったん東の大泊側登り口まで下り、また引き返して西の木本側登り口へ向かいました。
松本峠道は約1kmほどでそれほど距離はありませんが、大泊側の石畳は江戸時代のもので木本側の石畳が明治時代のものだそうで、ゆっくり見比べながら歩くのも良いかと思います。
●熊野古道センターホームページ>
鬼ヶ城城跡(展望台)への登り口
桜の道
桜の道より
桜の道
鬼ヶ城城跡(展望台)に到着
ここからの見晴らしはいまひとつ
東側です
ここから熊野古道へ向かいます
東屋まではほぼ下りです

東屋が見えてきました
東屋からの眺め
東屋からしばらく下ると松本峠に到着
いったん右側国道42号の大泊登り口へ


江戸時代の石畳


帰りはちょっときつそうです

ひたすら下ります
大泊登り口です

これより木本登り口の方へ引き返します
松本峠までは上りになります



木本登り口側の石畳は明治時代のものです
熊野古道を出たところです
ここが木本登り口ですこれより七里御浜へ向かい、海岸の砂浜を歩いて獅子岩を見に行きます。


七里御浜の砂浜は小石の砂利で、そのまま寝転んでも汚れないので、しばらくくつろいでしまいました。一息ついたところで、そのまま砂利の砂浜を歩いて獅子岩へと向かいます。足元がかなり沈むので歩きづらいですが、すぐに到着。
獅子岩は地殻変動や海食で造られた獅子(日本一大きな狛犬とされているようです)のように見える巨岩の自然彫刻。世界遺産でもあります。
見る場所や角度によっては獅子に見えます。砂浜からだと東側から見た方がそれっぽく見えます。
西側からだと国道沿いの案内板から見た方がそれっぽいです。
獅子岩を見たあとは、そのまま国道42号へ出て西側へ少し歩いて花の窟(はなのいわや)神社へ。
花の窟は日本最古の神社と言われ、社殿がなく高さ45mの巨岩そのものが神体となっています。
また花の窟に隣接してお網茶屋があり、土産物などの販売もしています。けっこう人が集まっていました。
●花の窟ホームページ http://www.hananoiwaya.jp/
七里御浜
七里御浜から見た鬼ヶ城


ちょうど鯉のぼりの時期でした
獅子岩はもう目の前
獅子岩
東側から見た獅子岩
西側から見た獅子岩

国道42号
花の窟神社
花の窟の御神体

お網茶屋
有名人の色紙が多数飾ってありました。
国道42号からの花の窟の御神体です
獅子岩の案内板
砂浜からよりここからの方がよく見えます
この時点でまだ時間があったので再度鬼ヶ城へ行き、水谷あたりで引き返しました。

はじめての熊野でしたが、今回のコースは日帰りで十分楽しめる内容だったと思います。特に鬼ヶ城~熊野古道のコースは見所も多い中、それほど距離もなくおすすめのコースです。
熊野市は今日行ったところ以外にも、日帰りではちょっときつい場所かもしれませんが、たくさんの観光スポットが点在していますので、ぜひ行ってみたいですね。




